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ロシア保健省、医療機器簡易輸入手続き延長

ロシア保健省は、COVID-19感染拡大に対応するための医療機器の簡易輸入手続きを2025年まで延長することを提案している。
簡易輸入手続きの対象となる医療機器のリストも拡大される可能性がある。

ロシア保健省によって提案された法案は、2025年初めまで医療機器の特定グループの簡易輸入手続きの効力を延長することである。同様に、当該法案施行日までに、法令No.430に従って当該医療機器のロットに対して発行された登録証明の効力も延長されることになる。

このような登録証明の効力を延長するためには、2021年12月31日までに申請する必要がある。

2021年12月31日以降に持ち込まれる、新型コロナウイルス対策の医療機器のロットは、EAEUの規則に従って登録される必要があるが、法案作成者は、自身の領土において医療機器の流通規制をする権利について述べたユーラシア経済連合加盟国法令を引用している。

法令No.430の効力の延長のほか、簡易手続き対象の医療機器リストは、現在の360種類に対して87種類が追加されて447種類になる。リストには個人用保護具、酸素供給システム、保護シールドなどが追加される。

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