TR EAEU 041/2017「化学品の安全性について」

TR EAEU 041/2017「化学品の安全性について」

施行予定日

2021年6月2日(殺虫剤に関するものを除く)

適用対象

連合の関税領域に出荷されるすべての化学品。化学品の定義は以下の通りです。

定義

《混合物》 - 組成に2つ以上の化学物質を含み、その中では化学物質が互いに反応しあわない混合物又は溶液。
《化学品》 - 化学物質又は混合物
《化学物質》 - 化学元素及び(又は)その結合で、自然状態で存在するか、何らかの生産工程の結果得られたもので、安定性を維持するために必要なあらゆる添加物と、科学し絵品を得る過程で生じるあらゆる不純物を含み、化学物質の安定性を壊したり化学物質の組成を変化することなく分離することができる溶媒を除いたもの(化学物質に属するのは、化学品中に80%(重量で)以上の濃度で化学物質が含まれる化学品である。このとき残りの20%(重量で)は不純物及び(又は)添加物とみなされる)。

TR EAEU 041/2017が適用されない製品

  1. 学術研究のための化学品、並びに(もしくは)学術研究および(又は)試験的開発の結果である化学品。
  2. 地中にある状態の鉱物資源、並びに化学的に変化していない以下の製品:鉱物、鉱石、精鉱、セメントクリンカ、天然ガス、液化ガス、ガスコンデンセート、プロセスガス及びその成分、石油(脱水、脱塩処理され性状が安定したもの)、随伴ガス、石炭、コークス。
  3. 医薬品及び獣医学用医薬品
  4. 香粧品
  5. 分類、表示及び電離放射線が存在することに起因した危険性に関する情報通知に関する部分において、電離放射線源である化学品(電離放射線源である化学品の廃棄物を含む)。
  6. 食品。栄養補助食品及び食品添加物、並びに動物用の最終製品である餌を含む。
  7. ユーラシア経済連合の関税領域における流通過程で、その化学成分と物理的性状を変えずに、劣化や酸化をすることなく、人の生命や健康、動植物の生命や健康、自然環境、財産に関する危険性を呈する化学物質を含む粉塵、蒸気及び気体状固体を形成しない製品中の化学品。
  8. 化学品の産業廃棄物、一般廃棄物(廃棄(再加工)の対象となる場合)
  9. ユーラシア経済連合の関税領域を通過する税関トランジット手続きの対象となる化学品。

TR EAEU 041/2017が適用される場合

国家登録手続きが必要で、化学品のデータベースに記載されているかどうかで手続きの難易度が変わり、届出的国家登録と許可的国家登録に分けられます。届出的国家登録の場合は届出的国家登録証明書、許可的国家登録の場合は化学品使用許可証明書を取得することになります。

届出的国家登録証明書
化学品の情報が連合化学物質及び混合物登録簿に記入されており、以下の要件の1つが満足されている場合に行われる。
a)化学品の組成に、連合化学物質及び混合物登録簿に記入された適用禁止及び(又は)適用制限化学物質及び混合物が含まれていない。
b)化学品が、適用制限化学物質及び混合物を含んでおり、その情報が連合化学物質及び混合物登録簿に記入されているが、濃度が付属書No.4に従って設定された最大許容量よりも低い。

化学品使用許可証明書
a)新規化学品
b)適用制限化学物質及び混合物を含んでおり、その情報が連合化学物質及び混合物登録簿に記入されており、付属書No.4に従って設定された最大許容量を超える濃度である化学品。

要求事項

化学品の分類、表示、警告表示、安全性データシートに対する要求事項

規則の特徴

  • この技術規則はGHSに準拠しています。
  • 危険有害性による分類をし、その分類に応じた表示、警告表示を製品に貼り付ける必要があります。
  • 安全性データシート(MSDS)に記載すべき必要記載事項が規定されています。
  • 新規化学品は、「通告」という手続きを踏まなければなりません。

改定情報

この規則に対して採択された改定はまだありません。

規則の動向

施行前に規則本文への改定が予定されていますので、動向にご注意ください。

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