施行日
2020年1月1日
適用対象
- 消火剤
- 防火用品
- 電気工事用モール
- 消火器
- 独立型消火装置
- 消防用ホース収納棚、消火栓
- 消防用輸送機器
- 自動消防システム(火災警報システム、火災通報システム、人への火災報知及び避難制御システム)の組成において機能する技術装置
- 自動消火ユニット(独立型消火ユニット、ロボット型消火ユニット、モジュール型消火ユニットを含む)の組成において機能する技術装置
- ロボット型消防ユニット
- 消防士の呼吸器及び視覚器を保護するための個人用保護具
- 消防士の特殊防護服
- 消防士の手足、頭を保護するための個人用保護具
- 高所火災時の救命用具
- 火災現場での特殊作業用具
- 消防士の追加装備
- 消火活動用設備
- 防火隔壁開口部の充填
- 防煙換気システムの組成において機能する技術装置
TR EAEU 043が適用される場合
上記適用対象の1の一部、2、3、4、5、8、9の一部、10、11、12、13、14の一部、17の一部、18、19に関しては、適合証明書の取得が必要です。
1の一部、6、7、9の一部、14の一部、15、16、17の一部に関しては、適合宣言書の作成・登録が必要です。
ロシアでは、2008年7月22日付連邦法No.123-FZ「火災安全要求事項に関する技術規則」において規制されていた品目の一部が、今後はこの技術規則に従って適合確認手続きを経ることになります。連邦法No.123-FZは失効しておらず、引き続き建材などの火災安全要求事項を規定しています。
要求事項
- 技術規制対象の個別項目ごとに安全要求事項が設定されています。
- 技術文書(取説)、ラベルへの必要記載事項の規定あります。
項目ごとに設けられている安全要求事項は、かなり大雑把なものなので、具体的な数値は規則に付随する規格を参照する必要があります。
過渡規定
2021年7月1日までは旧制度の証明書(ロシア国内であれば連邦法No.123-FZに従った証明書)を持っていれば出荷可能。
規則の動向
施行されたばかりで移行期間が終了していないため、現在は認定を受けている認証機関も少ない状況です(2020年7月現在)
規格リストの改定がされる予定です。