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計量庁によって提示されたEAEU統一市場への計測機器承認に向けた試験運用

ユーラシア経済委員会協議会技術規制委員会メンバー(大臣)であるビクトル・ナザレンコが議長を務める、技術規制・衛生獣医学植物検疫措置に関する諮問委員会の会議で、測定値の統一性確保の分野での統合強化に向けた新アプローチを規定した試験運用が提示されました。この会議には、アルメニア共和国、ベラルーシ共和国、カザフスタン共和国、キルギス共和国、およびロシア連邦の権限機関の代表者が出席しました。連邦技術規制計量庁からの代表として、長官のアントン・シャラエフ、連邦国家予算機関「VNIIMS」の副所長アレクサンドル・クジン、計量庁規格化部長イリーナ・キレエワが参加しました。

会議の参加者に提示されたプロジェクトは、ユーラシア経済連合統一市場で適用される加盟国によって合意されたリストに含まれる計測機器に自動で承認できるメカニズムの開発を提案しています。このプロジェクトの実施は2022年から2023年の期間に計画されており、試験運用リストには、電気エネルギーメーター、非自動スケール、積算熱量計、超音波流量計、変流器などの測定機器が含まれています。

ロシア計量庁の責任者は、このプロジェクトを「EAEU圏で計測機器の共通市場を作り出すための重要なステップで、省エネ市場を含む連合の統合プロセスの発展に不可欠です。」と述べました。

さらに、会議の参加者は、ユーラシア経済委員会協議会の会合において技術規則「家禽肉およびその加工製品の安全性について」(TR EAEU 051 /2021)および「玩具の安全性について」(TR CU 008/2011)の規格リストを更新・修正版を承認しました。

出典:Rosstandart(2022年7月21日)

ELGコメント:現在、ユーラシア経済連合の加盟国では、計測機器について共通の規則が採択されていますが、医療機器のように手続きの一本化にまでは至っていません。そのため、ある加盟国で取得した計測機器の型式証明書(Pattern Approval Certificate)は、別の加盟国で承認手続きを経る必要があります。今後さらなる統合が進み、PACの取得にかかる手間が削減されることが期待されます。

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