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行政サービスポータルサイトでの計測機器型式と標準物質の承認

今年の7月以降、連邦技術規制計量庁(Rosstandart)は、デジタル形式で計測機器型式と標準物質の型式を承認しています。法人および個人事業主は、行政サービスポータルサイトでこのサービスを使用できます。サービスを電子形式に転送する作業は、代理店<Polylog>が行いました。

2020年9月から、承認された標準物質および計測機器に関するすべての情報は、Rosstandartの測定の均一性を確保するための連邦情報基金-FSIS「ARSHIN」に入力する必要があります。現在、この国家登録簿には、標準物質の型式に関する9000以上の記入と、計測機器に関する10万2千件の登録があります。

今回、行政サービスポータルサイトの個人アカウントにおいて申請書を提出するだけで、ステータスの変更と、行政サービスの結果に関する情報が入手できるようになります。申請書は自動的にRosstandartに送信されます。標準物質または計測機器の新しい型式承認に関する決定は、申請日から30営業日以内に行われます。承認決定がされた場合、申請者はその個人アカウントで対応する命令書を受け取り、棄却された場合は通知が送信されます。承認された標準物質または計測機器に関する記述は、ポータルサイト「ARSHIN」の公的登録簿に入力されます。紙の証明書でなくても、法的に意味があります。申請者が「紙」の書類を必要とする場合、申請書を提出することにより、法的意味のある登録簿への記述が存在することを確認する証明書が取得できます。

同じように、既存の標準物質及び計測機器に関する情報に変更を加える場合の申請書や以前承認された標準物質または計測機器の有効期限の延長の申請書もポータルサイト経由で提出されます。

「外国の計測機器への輸入依存から脱却するために、標準物質と計測機器の国内生産を発展させることは特に重要です。標準物質と計測機器の型式を承認するためのサービスのデジタル化により、この手続きを最適化することが可能になり、申請者は国の行政サービスポータルサイトでサービスをすばやく利用できるようになりました」Rosstandartの技術規制デジタル化管理部長はコメントしました。

出典:Rosstandart(2022年7月21日)

ELGコメント:ロシアでは各種行政手続きのデジタル化が加速しています。EAC認証の分野では、適合宣言書の登録がこの行政ポータルサイトのアカウント経由で登録されており、行政側では身元保証が確実な電子署名を使うことで、申請者法人の実態が確認できるというメリットがあります。

2022年7月か、型式認証に関してもそのデジタル化が適用され、これまで取得期間の長かった計測機器の型式認可証(PAC)の取得期間が短くなることが期待されます。

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