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化学物質及び混合物インベントリー管理及び新規化学物質の通告法案準備

2021年2月18日、ユーラシア経済連合化学物質及び混合物インベントリーの形成と管理、新規化学物質の通告法案のパブリックコメント手続きが開始された。

この法令は、TR EAEU 041/2017《化学品の安全性について》(第4章第12項と第11章)の要求事項を満足させるうえで不可欠のものである。

化学物質及び混合物インベントリーの形成と管理手順は、化学品の適合評価を確実に行うために適用される。インベントリーは加盟国の各権限機関によって管理されている国内管理部分から成り立っている。インベントリーの管理は、ロシア語で行われ、化学物質と混合物の2部構成になっている。

インベントリーに化学物質や混合物を収載するために、Х.ХХХХХХХХ(1文字目が種類(Vは化学物質、Sは混合物を意味し、そのあとの8桁の数字の羅列)という個別番号を付与した情報ファイルが作成される。番号の重複を避けるために、物質や混合物に関する情報がすでにインベントリーに記載されている場合、新しい番号は付与されない。

この法令には、化学品の国家登録(届出的、許可的)の詳細手順が記載されており、複数の申請者による情報の同時提供、登録拒否、許可証の作成と発行なども定められている。

通告は新規化学物質に対して行われる。また、モノマーに関してのみ行われ、ポリマーは通告の対象ではない。通告は、許可的登録の過程でも個別手続きとしても行われる。

注目するべき点として、2024年11月1日までの移行期間が設けられているということだ。この間に、申請者は通告手続きの実施なしでインベントリーに化学物質についての情報を収載することができる。 ただし、申請者がTR EAEU 041/2017施行日までにユーラシア経済連合領域への化学品の出荷を証明する文書を提出している場合に限って認められる。このような文書としては、次のようなものが認められている。

  • 化学物質の供給契約書
  • コマーシャルインボイス
  • ユーラシア経済連合加盟国家の化学品インベントリーの国内管理部分に化学物質が登録されていることに関する情報 など

TR EAEU 041/2017は、2017年3月3日にユーラシア経済委員会理事会決議No.19によって採択され、2021年6月1日に施行される予定である。

パブリックコメント手続きは、2021年4月1日に終了する。

情報ソース:弊所パートナー企業<NOVOTEST>ニュースより

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