2020年7月15日、TR CU 018/2011《玩具の安全性について》の改定案のパブリックコメント手続きが開始された。今回の改定の一番の目的は、ユーラシア経済連合における技術規制に関する議定書の統一要求事項と、2018年4月18日付のユーラシア経済院会理事会決議No.44によって承認された典型スキームに従った規定を盛り込むことである。
それに加えて、適用実績を考慮したうえでTR CU 008/2011の個別規定への修正も予定されている。基本概念の定義はユーラシア経済連合に関する条約と典型スキームから採択されたものになる。
玩具はその出荷前に適合評価手続きを経なければならないが、その方法は従来通り強制認証のみである。しかし、重要な変更が証明書の取得のために認められているスキームであり、2通りに限定されることになる。1cは連続出荷品、3cはロット製品に対して適用される。連続出荷品に対して現行の規則では認められているスキーム2cは、 改定採択後は利用できなくなる。
改定文書は2020年9月24日には採択される見込みである。
情報ソース:弊所パートナー企業<NOVOTEST>公式サイトより
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