2021年7月21日から8月10日にかけて、税関申告時にTR CU 032/2013《一定圧力下で作動する機器の安全性について》の基準に適合していることを証明する文書の提出が要求される製品一覧を採択している2019年1月22日付ユーラシア経済委員会協議会決議No.12の改定案のパブリックコメント手続きが行われる。
改定は、一覧の4項目に関して予定されており、様々な圧力容器に関係している。
1.液化、加圧溶解されたガス、蒸気のための容器で、グループ1の作動流体のために使用され、以下の仕様を持つもの。
- 最大許容使用圧力が0,05MPa、容積が0,001m3および最大許容使用圧力と容積の値の積が0,0025MPa・m3超過
- 最大許容使用圧力が20MPa、容積が0,0001m3超過0,001m3以下
2.液化、加圧溶解されたガス、蒸気のための容器で、グループ2の作動流体のために使用され、以下の仕様を持つもの。
- 最大許容使用圧力が0,05MPa、容積が0,001m3および最大許容使用圧力と容積の値の積が0,005MPa・m3超過
- 最大許容使用圧力が100MPa、容積が0,0001m3超過0,001m3以下
3.液体用の容器でグループ1の作動流体のために使用され、以下の仕様を持つもの。
- 最大許容使用圧力が0,05MPa、容積が0,001m3および最大許容使用圧力と容積の値の積が0,02MPa・m3超過
- 最大許容使用圧力が50MPa、容積が0,0001m3超過0,001m3以下
4.液体用の容器でグループ2の作動流体のために使用され、以下の仕様を持つもの。
- 最大許容使用圧力が1MPa、容積が0,01m3および最大許容使用圧力と容積の値の積が1MPa・m3超過
- 最大許容使用圧力が100MPa、容積が0,0001m3超過0,01m3以下
上記すべての項目で、HSコード 7419 99 900 0 と 8108 90 900 9を 7419 80 000 0 と 8108 90 900 8にそれぞれ変更するように提案されている。
改定版は2022年1月1日に施行されることになる。
情報ソース:弊所パートナー企業<NOVOTEST>ニュースより