2021年2月5日、ロシア国内認証制度の改善に関するGOST庁の規格、度量衡及び認証センターの専門家オンライン会議が開催された。
会議の過程で、国内認証制度と分野ごとの自主認証システムの相互作用の重要性が指摘された。発行された証明書の相互承認をするためのパートナーシップ合意がされるべきだからだ。
自主認証制度のおかげで、証明書の取得者が自発的に製品試験を行っているとして、消費者の信頼性向上に役立っている。国内認証制度では、試験は認定試験ラボラトリーで行われる。国内認証システムの改善は定期的におこなれており、最近の変更では、2020年末にGOST庁の国内認証システム担当機能が、国営企業《Standartinform》に移管された。
国内認証システムのマークは、変わらずに、<自主認証>という文字が記載されたRSTマークである。
システムの適用対象の中では、規格化文書の規定に基づいて生産された製品が区別されている。重要な新規導入項目としては、仕様書や組織規格にそって認証を行うことができるように認証に関する法令が改定されたことだ。ただし、これらの仕様書や組織規格が、連邦情報規格基金に登録されている必要がある。
※ Standartinformは、認証に関する国立研究所である。将来的には、自主認証分野の度量衡センターが開設される予定である。
情報ソース:弊所パートナー企業<NOVOTEST>ニュースより