12月1日まで、ロシア産業貿易省は、2009年12月1日付ロシア政府命令No.982《強制認証対象製品統一一覧、適合宣言形式での適合評価の対象となる製品統一一覧の承認について》へ改定案を政府の審議にかける予定である。
当局は、義務的適合確認の対象となる製品に以下のような建築資材を追加することを予定している。
- 発泡ポリエチレン、発泡天然ゴム製の断熱材
- サンドイッチパネル
- 金属タイル
- 歩道用プレート
- 建築用コーキング
- ポリマーや鋳鉄製の配管及びフィッティング
ロシア計量庁(GOST庁)も関係各省庁と連携して建築資材に対するGOST規格の更新作業を行っている。現在、56の規格が承認され、年末までにさらに50の規格が承認される予定になっている。
建築資材産業発展戦略に従い、2020年まで、さらには2030年までに強制認証対象製品統一一覧、適合宣言形式での適合評価の対象となる製品統一一覧は項目が追加されるであろうことを指摘しておきたい。
現在、統一一覧に含まれている建築資材は次のようなものがある。
- セメント
- 建築用混合粉末
- 暖房放熱器
- 断熱材
情報ソース:弊所パートナー企業<NOVOTEST>公式サイトより