ブログ

統一様式での義務的適合確認の対象製品一覧変更

ユーラシア経済委員会理事会は、加盟国家の提案に基づいて、統一様式での適合証明書と適合宣言書の発行を伴う義務的適合確認の対象となる製品一覧(2011年4月7日付関税同盟委員会決議No.620)を更新した。

統一リストの24項目に関して、CIS国家共通規格と国内規格の更新がされた。23の規格が新版に変更され、規格の1つが廃止に伴い削除された。

出典:ユーラシア経済委員会公式サイト(2022年8月29日)

ELGコメント

決議No620に含まれる製品は、技術規則は採択されていないけれど、認証が必要であると判断されている製品です。このリストに含まれる場合、該当する規格への適合性が確認できれば、EAC適合証明書またはEAC適合宣言書を作成してもいいし、若しくは国内制度(ロシアであればGOST-R)での適合証明書又は適合宣言書を作成してもいいです。

リストに記載されている製品は、その製品を規制する技術規則が施行された日からリストから削除されるため、リストの製品と技術規則の製品が重複することはありません。

関連記事

  1. 医療機器の登録にかかる国税増額検討
  2. 規格化に関する連邦法改定:デジタル化への道
  3. 圧力機器に関する技術規則の改定承認
  4. 事業者コード/GLN及びGTINの記載に関する宣言書登録手続き規…
  5. 連邦認定庁下での公的評議会:支援措置の実施における小売業者、消費…
  6. 改正国民保健基本法FZ323-FZ施行
  7. 2021年1月1日より適合宣言書登録手順が変わります。
  8. RSTマークからSTRマークへの移行
PAGE TOP