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ガス機器に対する規格作成計画、審議開始

2020年9月18日、TR CU 016/2011《気体燃料を使用して作動する機器の安全について》の要求事項を満足させるために必要な規格の作成及び見直し計画の新案がパブリックコメント手続きにかけられた。パブリックコメント手続きは、1か月後の2020年10月18日に終了する予定である。

以前採択された、2013年4月24日付ユーラシア経済委員会協議会決議No.89によって承認された計画は、失効する。新しい計画案には32の項目のCIS国家共通規格の作成が含まれている。これらの新しい規格は、ISO及びENをベースにしている。例を挙げると次のような要求事項を定める規格の作成が予定されている。

  • ガスバーナー、点火機能又はなしのガス機器の自動管理システム
  • セントラルヒーティングのためのガスボイラー
  • 定格熱量が70kWを超えず、燃焼ゾーンへの空気供給及び/又は燃焼済みガスの排出のためのファンのないもの家庭用の室内暖房のための強制対流ガス空気加熱器
  • ガスバーナーガス点火設備のための安全装置や調節装置
  • バスボンベのバルブの工場試験及び検査
  • 手動制御の液化ガスボンベのための弁の試験 など

規格の作成期間は2021年から2023年とされており、ロシアが作成担当国に指名され、2022年から2024年にかけてカザフスタンとベラルーシが内容を審査する形になる。

情報ソース:弊所パートナー企業<NOVOTEST>公式サイトよりПодробнее на: 

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